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夢は、世界。

Vol. 26 COVID-19

みなさんおはようございます☀
さて、今年度は大きな経験をしました!
少しの間でしたがCOVID-19専門病棟での勤務を経験しました。

テレビでの報道、ネットニュースなどで様々な情報が流れています。実際に経験して、見て、感じて、学んだことを伝えたいと思います。

学んだことを大きく3つに分けました。

1. 感染症罹患者の精神的ケア
2. 自分を守る
3. 思いやり

1. 感染症罹患者の精神的ケア
専門病棟に勤務する前に講義を聞きました。テレビとかの情報しかなかった僕は結構間違って認識してるんだなって思いました。いくつか論文を読んだりして、現段階で解明されている、最新の正しい知識を得ました。
「死んでしまったらどうしよう。」
COVID-19に感染した方は精神的に苦しまれる方が多い印象でした。全容がわかっていない感染症にもし自分がかかったら?という気持ちで声かけ、傾聴を行いました。知識を出来るだけ得てから病棟に入りましたが、不安の軽減があまりできなかった方もいて、自分の技術不足な点も見えました。

2. 自分を守る
専門的な言葉になるのですが、標準予防策を徹底して患者さんと接します。テレビでよく見る、防護服、キャップ、マスクみたいな感じです。自分が感染しなければ人にうつすこともないし、感染が拡大しない。患者さんともその信頼関係を持って接することができる。まずは自分を守ることの大切さを身をもって学びました。

3. 思いやり
一番感じたことは「相手を思いやること」です。
新型コロナウイルス感染者への誹謗中傷、偏見。
患者さんがそういうことで苦しんで、とても悲しかったです。実際にこれで悩む人はとても多く、仕事を失い、生活できず、命を絶つ人までいます。医療従事者も同じです。僕も何回か実際に言われたりしました。

声を大にして言いたい‼️
コロナの感染者である前に、僕たちは1人の人間です。感染者は心身ともに苦しんでいます。自分の間違った知識、偏見で人と接すると相手を傷つけるのだと学びました。

PCRを何回か受けて陰性を確認し、現在はICUに戻って仕事してます😊

今後に活かせること。
1. ICUは大きな手術を受けた方、重症な方が多く、精神的な看護ケアを磨いていきます。
2. 保健師として感染症領域にも興味を持ちました。一つの進路として考えていきます。
3. COVID-19で悩む人の力になる‼️

最後に。
「風邪っぽい」、「最近気分が落ちてるな」など精神的なこと、COVID-19に関しての不安や悩み等ある方はなんでもいいので、気軽に相談してください😊どうか、みなさんが少しでも安心して生活できるような力になりたいです。

最近カメラにハマりました。
撮った写真もアップしていきます📸